年度が変わると最大限に疲れる話。
「3年目までは新人」
新卒入社で就いた課の上司に言われた言葉である。
4月に入りたいな私は社会人4年目となった。
もう新人と呼ばれないだろう。自分でアピールするのも詐称になるのだろうか....。
少し前までは「何年目なんですか?」と聞かれた時必ず「心はいつでも一年目なんですけどね☺️」と付け足して答えていたがもうそれも許されないだろうか。まだまだわからないこともいっぱいあるから新人でいいんだが。そうは言ってられない現実。
入職して1年半経った頃別の部署へ異動し、今のところでまた1年半ほど働いている。
そのため私は常に下っ端というか一番若かった。全く新しいホームを開所から関わり、新しく作っていく。ホームが年数が浅くまだまだできていないところもたくさんある。私自身経験も浅く、引き継ぎが曖昧な部分や空気を読んで仕事する場面もあるため割とその場その場で乗り越えている部分もあった。
同僚と空気を読みながらこれしとかないとなあみたいな感じで働いているがたまに抜けもあるためまあしょうがないみたいな感じであった。
それが1年半とあり、当然私は引き継ぎに関与することなく今を過ごし働いている。
しかし、この春全くの新人がうちのホームに配属されることとなった。新卒である。
わかい。眼鏡をかけている。かわいい。髪が紫である。靴がおしゃれ。ヒールのところがキラキラしている。
私はどう足掻いても先輩になってしまう瞬間だった。
私には仲のいい職場の後輩がいるが直接的な仕事の話は対等な立場で話すしプライベートで遊んだらご飯奢ったりするが私が先輩扱いされないのと可愛げがないため上下関係はゆるくないに等しいものである。
私がまさか新人を育成することに関わることになるとは思っていなかった。半永久的に下っ端だと思っていた。今まで新任を育てるという経験がゼロに等しいため大丈夫かなあと不安は抱えていたが、それがこんなもの知らない無垢な存在に1から引き継ぎをしていくということがこんなにも大変さで神経がすり減りお腹が減ってよく食べたいしまうもいうことをあの時の私はまだ知らない。